『指定バトン』~パ・リーグ編~
マルちゃんから、『指定バトン』のご指名を頂きました
私の担当は【パ・リーグ】です
範囲が広いので長くなってしまいましたが、よろしければお付き合い下さい
1. 最近思う「パ・リーグ」
昭和の時代は、たまーに何かの間違いでNHKかサンテレビでやっている中継を見る程度でしたが、ABCと近鉄バファローズ、関西テレビとブルーウェーブという関連で中継も増え、そこへBS&CSも登場し、露出度が増えたのは嬉しいです。
が、みんな優等生っぽくなってしまい、『オレはパリーグや、文句あっか?』的選手が少なくなってきたのは残念です。
若い子ではマリーンズの今江に期待しています
2. この「パ・リーグ」には感動!!!!
これ、多すぎて大変です(^^ゞ
☆1974年オールスターゲーム、ブレーブス・髙井さんの代打サヨナラホームラン
代打という陽の当たらない地味な役目を黙々とこなす苦労人・高井さんを選んだのは、テストで入団して苦労の末に日本一の捕手になった野村監督。その起用に最高の形で応えた高井さん。
女性のタイガースファンにはあまり印象のよくない野村さんですが、こういった情のある面も持ち合わせています。
☆1976年日本シリーズ第7戦
3連勝の後、3連敗。しかも3敗目は7-0から追いつかれて高田さんのサヨナラヒット、どう考えてもジャイアンツ有利のアウェイ(旧後楽園)ゲームで力投するブレーブス・足立さん。そして、灰色の時代から長年苦楽を共にした森本さんの逆転ホームラン。
☆1979年パリーグ前期最終戦
バファローズの前期優勝を決めた平野さんのバックホーム
☆1979年パリーグプレーオフ
彗星のように現れた若き救世主・バファローズ・山口哲治さん
☆1979年日本シリーズ第7戦、有名な【江夏の21球】
当時高校生で、バイト(寿司屋の出前)をしながら聞いていました。
☆1981年、ファイターズ・間柴さんの不敗神話
連勝記録もストップか…と思ったら飛び出した岡持さんの逆転タイムリー
☆1983年日本シリーズ、ライオンズvsジャイアンツ
勝利の女神が行ったり来たりで見ごたえがありました。
☆1987年日本シリーズ。ライオンズvsジャイアンツ
『クロマティーは絶対に気の入らない山なり返球しかしてこない』と、秋山のセンター前ヒットで1塁から生還した辻さん。
☆1988年10月19日、いわゆる【10.19】
第1戦9回表、梨田さんのヒットで転げるようにホームインして中西コーチと嬉しそうに抱き合う鈴木貴久。でも、彼はもうこの世にいない…オレより年下やで、ノーヒットノーランを阻止した同級生の工藤はまだ現役やで
☆1989年10月12日
前年のうっぷんを晴らすブライアント怒りの4連発
☆1991年5月
開幕から黒星先行のブルーウェーブ。殊勲打を打ってヒーローになった藤井選手がお立ち台で、『ブルーウェーブはこんな弱いチームじゃありません!』と涙を流しながら叫んだシーン。
☆1997年オールスターゲーム
古田相手に走る走るライオンズ・松井稼の4盗塁。
☆2001年大阪ドーム、バファローズ・北川の【逆転・代打・満塁・サヨナラ・優勝決定・おつりナシ】ホームラン
6つも冠のついたホームランはこれだけ。タイガースでは出番の無きまま放出された北川が大仕事してくれたのが嬉しい(ナマで見た人がいる…エエなー)
☆2004年、大阪ドーム最終戦
近鉄バファローズ最後の決勝打はタイガースをクビになってバファローズに拾われ、【ケガ人内野手補充要員】として黙々と頑張っていた星野おさむのツーベース。
どれか一つにしろって?(^^ゞ
【藤井の涙】
優勝決定でも○年ぶりの白星でも何でもない試合でお立ち台に上がった選手が大泣きしているのって、あれ以来見ません。勝負にかける藤井選手の強い思いの証は、王さんの1/3強の通算本塁打数でありながら1本しか違わない満塁ホームランの数が表しています。
3. 直感的「パ・リーグ」
今だったらファイターズの小笠原・バファローズのノリ(ケガが治ったら)・ライオンズの松坂
昔だったら『かどた~、豚マン食うか~』と野次ってた大阪球場のオッサン
4. 好きな「パ・リーグ」
7回を終わって7-0のワンサイドゲームが、終わってみれば12-13のようなハデな試合
5. こんな「パ・リーグ」は嫌だ!!!!
あんまり小奇麗になったら嫌っ
6. この世に「パ・リーグ」が無かったら
これはわからん
タイガースの応援に全力を注いでいるか…な?
7. 次に回す選りすぐりのエンターテイナー5人
最近お忙しいようですが、とりさんに【掛布雅之】
見ていてくれて時間がありましたら…ぴろちゃんに【イケメン外国人選手】
同じく見ていてくれたら…美衣ちゃんに【チェッカーズ】
「 」の中をそれぞれのテーマに置き換えて下さい
お時間がありましたら、よろしくお願いします
もちろん、スルーして下さっても構わないです
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Comments
あの試合は、当たり前やけど忘れられませんねぇ。典型的な負けパターンの試合でしたけど、9ウラになっても負ける気がしなかったし(隣に座ってたおばちゃんは9オモ終わって帰りました(^_^;)。『おばちゃん、帰ったらあかんでぇ』と言いかけましたが、根拠がないのでやめました)
そういう意味では、『観戦運』を使い果たしているかも知れません>σ(・_・)。
特にあの年は、一つ前の試合(松坂相手にローズが55号本塁打、最後はノリがサヨナラツーラン本塁打)も見ましたし。
松坂と言えば、夏の甲子園の決勝戦(京都成章戦、ノーヒッター)も見ましたわ。ただ、この年はPL戦(延長17回)か明徳戦が見たかったなぁ。
Posted by: ヒデ | June 12, 2006 05:58 PM
ヒデさん
あのゲームをナマ観戦できるというのは、運ですよね
球場へあまり行かないこともありますが、感動の名場面って、あまり縁が無いです
一番ドラマだったのは日本シリーズでの金本のサヨナラホームラン
あと、妙にいつまでも覚えているのは、高校生だった定岡がスライディングで負傷退場し、リリーフした投手の牽制悪送球をセンターがダブルエラーしてしまったゲームかな
Posted by: シルク | June 12, 2006 01:46 AM
ナマで見たものです@北川の…というかあの試合。
あんな極上のエンターテインメント、他にありませんで(^_^;)。10・19もそうですけど「ドラマチック」を超えて「ドラマそのもの」といってもいいくらいでしたなぁ。
Posted by: ヒデ | June 12, 2006 12:54 AM
次長
超ウルトラ大穴ですが、西京極が健在です
準フランチャイズですけどね(^^ゞ
バファローズに深入りしたのはバファローズアワーでした
もっぱら営業車のラジオで聞いておりました
タイガースは暗黒時代まっしぐらで、優勝を争う興奮をバファローズに求めていたような気がします
Posted by: シルク@仕事中 | June 09, 2006 04:56 PM
>>NHKかサンテレビでやっている中継を見る程度でしたが
サンテレビは、月曜か金曜、或いは日曜日でタイガースのゲームのない時に西宮球場から中継してましたもんね(^^ 解説が森本潔にマーティー・キーナート。もっと昔、私の野球の見初めの頃は、あの【藤本定義】さんが解説をされてました(驚)
関西テレビで、土曜日の夕方4時から【パリーグ・アワー】っちゅうのがありましたなあ。在阪の球場でゲームがある時は中継してましたもんね。よく見てましたわ(^^ 実況があの【杉本清】さんだったのが、今にして思えばビックリ。
土曜日と言えば、ラジオならABCのバファローズ・アワー。実況・安部憲幸ですな。MBSでもホークス・アワーてありましたね。デー・ゲームの中継でした。
このホークス・アワーが終わったら、千日堂提供の桂小文枝(当時)の司会のナントカっちゅう番組が始まりますねん。 ♪皆様こちらは千日堂~ ああ、懐かしい。
西宮・大阪・藤井寺・日生。在阪の球場、皆なくなってしもうた。
Posted by: スチャラカ次長 | June 09, 2006 03:19 PM
きぃちゃん
お姉さんと16も離れてるんかー
戦前戦中だったらともかく(オフクロも上下で16年離れている)、最近では珍しいよな
マルちゃん
走塁にしても、打撃にしても、投球にしても、全てにおいてパリーグはアグレッシブに見えますよ(雑な部分も多いけど)
それがとんでもないドラマを生むのがパリーグの魅力です
全盛期のライオンズ、ホンマに『こりゃアカン』って気分でしたわ
特に、伊東-辻-秋山のセンターラインが完璧でね
伊東監督はしどうしゃとして実績を残したけど、他のメンバーがどんな指導者になるのかというのも楽しみです
Posted by: シルク@仕事中 | June 09, 2006 01:56 PM
さすがはシルクはん(^^; 期待どおりの濃さですわ。
本当はね、お題を『近鉄バファローズ』にしようと思ったんだけど、いきなり質問1が答えれんやんか。だから『パ・リーグ』にしました。
>>☆1987年日本シリーズ。ライオンズvsジャイアンツ
これは今でも覚えてます。あの頃のライオンズは本当に強かったですもん。「こんな野球をやられちゃ勝てんわ」って思いました。今、交流戦を見ていて感じるんですけど、パ・リーグの方がなんというか、走塁がアグレッシブですよね。次の塁を狙う様とか。
とりさんの『掛布雅之』も読んでみたいな(^^)
Posted by: マル | June 09, 2006 10:47 AM
おはよ!
うちのねえちゃんは今年41やからねっ!
あたしは親にしてみれば、予想外に出来ちゃった子なのよ(苦笑
Posted by: きぃ | June 09, 2006 08:17 AM
きぃちゃん
いや、この記事にコメントがつくとしたら【オッサン四天王+マルちゃん】のみだと考えていたので
マニアック過ぎやし^_^;
でも、嬉しかったで
25歳のきぃちゃんとは20歳近く離れているのに、親の年齢は大差ないねんな
Posted by: シルク | June 09, 2006 01:11 AM
なんであたしがコメントでびっくりやねんっ!
シルクちゃんからこのバトンの記事は
二回もTBされてるでぇ~( ̄m ̄*ぷぷっ
うちのオヤジは70代です!
今はオリックスを応援してるゎ。
どーも阪神は阪神ファンが嫌らしくってね(苦笑
通勤帰りに阪神電車で阪神ファンに遭遇して
あまりの濃いさに、嫌になったらしぃ・・・(汗
交流戦ってなんでもっと早くしなかったんやろね!
でも今はあんまりパが強いから、広島戦が懐かしいゎ(笑
Posted by: きぃ | June 09, 2006 12:26 AM
こんばんはー
きぃちゃんからコメントが来るとは少しビックリ
小笠原はエエ選手やな
実力もだけど、全身から溢れる『打ってやるっ!』というオーラがエエな
こういった選手が全国中継で実力のほどを見せる事が出来るという意味では、交流戦はエエ試みやと思うわ
オヤジさんって、60歳位かな?
ブレーブスが無くなりブルーウェーブも消え、今はどこを応援してるん?
子供の頃、タイガースは毎年V9ジャイアンツに勝てずに2・3位やったから、『ブレーブスよ、タイガースの仇を打ってくれ』って気持ちやったわ
その中でも足立さんは孤軍奮闘の象徴みたいな存在やった
76年シリーズ第7戦の様子は、故・山際淳司さんの【ナックルボールを風に】という短編集の中に【つぶやき】というタイトルで収録されています(ISBN-04-154003-8)
Posted by: シルク | June 08, 2006 11:37 PM
すごいよなぁ~ホンマのファンやなぁ~って思うバトンの内容やゎ!!!(感動
あたしも小笠原めちゃ好き!
つうか、今日の試合でもしびれまくってたよ♪
うちのおやじがブレーブスファンやから、シルクちゃんと話したら怖すぎるくらぃ花咲くやろねっ(汗
Posted by: きぃ | June 08, 2006 10:04 PM