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【火消し】と【クローザー】は違う?

早いうちから何度もキューバ・韓国と対戦して消耗してしまいそうなWBC

昨日は、第2ラウンド1組1位決定戦で韓国と4度目の対決でした

緊張で浮き足立つ内海(ジャイアンツ)が先制を許すものの、内川(ベイスターズ)のホームランと片岡(ライオンズ)のタイムリーで逆転。内海も立ち直り、小松(バファローズ)が好投をみせて、試合が落ち着きそうになったのですが…
日本は7回表にランナーを出すも、ゲッツーで潰して追加点が取れない。その裏、田中(イーグルス)がソロホームランを打たれ、さらにサードゴロを慣れない3塁守備についている片岡が悪送球して無死1塁というピンチ。

ここで、韓国が代打に左打者を送ると、マウンドには山口(ジャイアンツ)。

タイガースはジャイアンツのドラマチックな大逆転優勝のカモになってしまったのですが、やられた原因の半分くらいは、この山口だと思ってます。シーズン後半、打てない打線がようやくチャンスを掴んだと思ったら、リリーフに出てきた山口に何度チャンスを潰されたことやら。

この日も山口は韓国の打者をゲッツーに切って落とします。交代した涌井(ライオンズ)が次打者を三振に仕留めてピンチ脱出。
その裏8回は青木(スワローズ)のバントヒットで突破口を開き、稲葉(ファイターズ)が続いてチャンスを広げ、小笠原(ジャイアンツ)が勝ち越しタイムリー。

もしも山口がゲッツーを取れず、ピンチを拡大させていたりしたら、『あー、また韓国にやられるのか…』という、マイナス思考が拡大していたと思います。

あそこの場面でピンチの芽を完全に摘み取るのが【火消し】というものやん!

と、思いました。

以前の【リリーフエース】と呼ばれる投手は、終盤のピンチになると登板して、そのまま最後まで投げるというパターンが主流だったと思います。それが、いつの頃からかイニングの頭からしか出てこなくなりましたね。
岡田前監督も球児の起用に関して、『まだ勝負どころの時期ではないから、イニングの途中から投げさせるようなことはしない』というコメントをしていたような気がします。
(実際、9月になると途中からでも出てきました)

今のリリーフエースと呼ばれる投手、救援勝利がほとんどないと思います。
(昨年、球児は8勝していますが67+2/3イニング、クルーンは61イニングで1勝、岩瀬は49イニングで3勝、グラマンは57イニングで3勝、加藤大輔は63イニングで2勝)
たまーに追いつかれてしまった直後のイニングに勝ち越してもらったか、延長戦で特攻登板して勝ち越してもらうか。
以前のリリーフエースと呼ばれる投手には、救援勝利も多かったと思います。終盤、同点や僅差のビハインドで【火消し登板】⇒【直後に味方が逆転】というケースがあったでしょうから。
79年の江夏さん(カープ、【江夏の21球】の年度)は104+2/3イニング投げて9勝していますし、88年の伊東昭光(スワローズ)は122+2/3イニングで18勝17セーブをあげています。
(両投手とも全試合リリーフだったかどうかは不明)

今のリリーフエースと呼ばれる投手は、【一番力のある投手が最後のイニングに出てきて相手の反撃意欲を喪失させる】という起用であって、【ピンチを切り抜ける】という起用ではありませんね。
【火消し】に代わって【クローザー】という言葉が浸透してきたのも、そんな背景もあるのかと思った、昨日の山口でした。

今年も手ぇ焼きますね、山口には

*ファイアーマン賞が無くなったのは、スポンサーの損保ジャパンが撤退したためで、この現象とは関係無いようです。

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Comments

>ヒデさん
そうですな、ナンボ塁上を賑わしても、ホームまで還してこな意味ないですからね。タイガースも、今岡急落後は同じような状態なんじゃないかという気がします。金本一人に責任が圧し掛かっているような状態で。

新井は開幕に間に合うかどうか?になってきたし

ジャイアンツの小笠原獲得は、数字以上の効果大だと思います、ホンマに。

Posted by: シルク | March 22, 2009 at 10:16 PM

毎度です(^O^)


伊東の場合は火消しというより、先発の勝利を消していたようなf^_^;

ま、何故かそのあと逆転していたということで

スワローズ系の打者はチャンスメークならうまいですよ

でもチャンスをものにする打者は皆無に等しいんです(>_<)

近年残塁の多いことといったら(-.-;)

Posted by: ヒデ | March 22, 2009 at 08:58 PM

>ごんふくさん
そんな質問をしてくれる彼女が欲しかったです
野球のルールがわかる子と付き合ったのは一度しかありません

安田火災⇒損保ジャパンは住宅金融公庫特約火災保険の幹事会社を務めるなど、火災保険に関しては【こだわり】があったと思います。よって、ファイアマン賞のスポンサーというのも納得できます。
1981年~2002年まで制定されていました。

>0223さん
全くその通り、打のキーマンの多くは【スワローズ育ち】でした。この場に野手が一人もいないことが、煮え切らないタイガースの原因でもあると思います。

Posted by: シルク | March 22, 2009 at 12:30 AM

まさに仰るとおりで、極論を言えばクローザーは「誰でも出来る」と小生は思ってます。
MLBでも、最終回以外のピンチを抑える、本当の意味の【ストッパー】に近い投手の方をセットアップとして重要視する動きがあるみたいですし。

しかし昨日の試合、ラジオで言うてましたけど、打つ方で活躍したのは青木・稲葉・岩村。
みんなスワローズ関係者ですな。気が付いていませんでした(^^;)

Posted by: 0223. | March 21, 2009 at 07:57 PM

そういえば「ファイアマン賞」、聞かなくなったなと思ったらスポンサーが撤退してたんですね。
もともとは合併前の安田火災海上がやってたと思うんですが。
おっしゃるとおり、最近の救援投手、セーブがついても勝利がつかないことが多いようですね。

先日のキューバ戦、岩隈のあとに投げた杉内、
「プロ入り初セーブ」とか書かれてました(^^;
ずいぶん前ですがわたし、「高校野球じゃどうしてセーブがつかないの」と彼氏にたずねたことがありましたっけ。

Posted by: ごんふく | March 21, 2009 at 11:06 AM

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