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愛のムチ?お仕置き? 12失点完投敗戦

中山に“愛のムチ”12失点完投

仕事しながらネット観戦していたんです
『あれ、1イニング8失点して、まだ投げてるの?』『1球速報のバグやないのん?』って

5月1日のイーグルスvsバファローズ戦
バファローズの先発、中山投手は1・2回こそ四球を出しながらも併殺打を打たせて無失点に切り抜けたものの、3回につかまってしまいます。

先頭打者の当たっている鉄平にヒットを打たれ、嶋がバントで送り、渡辺直人が四球を選び、必殺仕事人・高須のタイムリーで同点、復帰後絶好調の草野のタイムリーで勝ち越し、山崎もタイムリーで続く、ようやくノリが2ゴロ。ここまで4打数連続安打(嶋のバントと渡辺の四球は打数にカウントされず)。リックにぶつけ、中島にタイムリーを打たれ、1巡して鉄平にタイムリーを打たれ、打撃であまり期待できない(但し今年は好調で、.昨日の試合終了時点で295)嶋にもタイムリーを打たれ、渡辺がフライを打ち上げてくれてようやくチェンジ。

試合経過とスコアはこのようになっています

バグではなかったようで

大石監督は、『勉強して欲しかった』『早めに降ろしていたら、今までと一緒ですから』とコメントしています。
3回、リックにぶつけたあたりで交代させて、リリーフ投手が後続を断ち切っていれば、試合の行方はまだまだわからなかったはず。それを、中山を成長させるためだけに黒星を一つつけたわけで。

打たれても打たれても代えてもらえなかった中山も辛かったと思うけど、前向きに考えて頑張って欲しいです

こういう話を聞くと、東尾さんの談話を思い出します
黒い霧事件で主力投手がごそっと消えた70年、西鉄ライオンズの高卒2年目だった東尾さんはローテ投手を任されます

70年:40試合登板3完投11勝18敗173+1/3イニング 防御率5.15
71年:51試合登板3完投8勝16敗221+1/3イニング 防御率3.75
72年:55試合登板 13完投2完封18勝25敗309+2/3イニング  防御率3.66

*現在、防御率5点台の投手に173イニング投げさせることはまず考えられません。まして、当時と今とは野球が違います。パリーグ6球団中3球団はチーム防御率3点台前半以内、チーム防御率トップのバファローズは.298と2点台、最低防御率のフライヤーズでも4.18です。セリーグではタイガース・ジャイアンツ・ホエールズがチーム防御率2点台で、3点台後半はアトムズ(今のスワローズ)だけです。監督の稲尾さんが、『チームを立て直すにはコイツを育てなければ』と考えた事もあるかもしれませんが、チームがどうしようもない状況だったのも事実でしょう。

参考:70年パリーグ順位表 記事と関係ありませんが、【オリオンズのチーム完投試合数64】とか、【当時36歳の小山さんが18完投】とか、【4チームがチーム盗塁数100超】とか、今とは全然野球が違いますね。

急に先輩がいなくなり、1軍の公式戦で勝てる力の無いのない自分たちが投げなければ仕方のない状況になった。打たれ続け、負け続け、その中から若いなりに体でピッチングのコツを覚えていったんですよ。

バファローズは小松の不調と平野の抹消こそあれど、岸田・山本・近藤・金子と、この時点での規定イニング到達投手が4人おり、チームも首位を争っている状況。
そういう中で1試合もらった中山、頑張れよ!

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Comments

>部長
引用した時点で本題から外れそうな予感はタップリでしたが、予想通りでhappy01

この年(70年)のオリオンズは、カルトクイズによく出てくる有名な事を1つやってますね。
アルトマン:30 有藤さん・山崎さん:25 池辺さん:22 ロペス:21 
20発打者5名ですな
30発は85年のウチの4名が最多でしょうかね?
10発は84年バファローズが8名出していますが、他はどうでしょうか?

>0223さん
当時は子供だったからなんとも思いませんでしたが、今考えたら思いっきり不釣合いなトレードですよね
(加藤初・伊原⇔関本・玉井)
加藤初さんは長く主戦投手として活躍されました。
(岡田激走・河埜・世紀の落球の試合の先発投手)
パッとしない中堅選手だった伊原さんは、これでセリーグの野球に触れることで後の指導者としての幅が広がった気がします。
(選手としての実績には大差がありますが、古葉さんが晩年をホークスで過ごした事と近いものを感じます)

今だったら…
財政的に風前の灯火のライオンズ、倒産したらプロ野球存続にかかわる⇒野球が無くなったら新聞の売れ行きにかかわる大問題⇒ライオンズに東尾or加藤放出を条件に【財政支援】を約束…などと、アホみたいな妄想をするのですが

Posted by: シルク | May 02, 2009 at 11:17 PM

72年に入団した鉄仮面こと加藤初投手も、直後からバンバン投げさせられたクチですな。
でもライオンズ在籍はたったの4年間なんですなぁ。もっと長いと思ってました。

Posted by: 0223. | May 02, 2009 at 04:34 PM

この1970年の個人投手成績ですが、
300イニングス超えが2名
(金田トメさん、鈴木さん)
200イニングス超えが5名
(小山さん、木樽さん、成田さん、佐々木宏一郎さん、三輪さん)
野球が違いすぎますな。

三輪投手なんて、黒い霧で投手が居なくなって、
どうしようもなく東尾さんと2人で投げてたて感じですな。

しかし、小山・木樽・成田3投手が200イニングスを超えるとなると
オリオンズのチーム完投数64も、うなづけますな(^^

Posted by: スチャラカ部長 | May 02, 2009 at 02:11 PM

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