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プレイバック~1992.5.26 とにかく強く振る!

ただいま、甲子園でタイガースvsジャイアンツ戦が行われています
2点先制されるも、その裏にすぐさま逆転したのはいいのですが、好判断でホームを陥れた赤星が阿部と交錯して負傷退場してしまいました。前日は関本も登録抹消。
セカンドスタメンの平野が外野へ回り、大和がセカンドに入りました。

解説の吉田義男さんが、『大和はチャンスですよ』と言っておられました
そう、大和にとっては代走守備固め要員から抜け出す大チャンスです

今から17年前、レギュラー選手の欠場で回ってきた代役起用のチャンスにホームランで応え、そのままスター選手になってしまった選手がタイガースにいました

また新トラ~代役・新庄 決勝1号

1992.5.26 甲子園 28,000人

大洋 100 000 000|1
阪神 110 000 000|2
勝:仲田6勝3敗 敗:有働2勝2敗
本塁打 新庄1号

横浜大洋ホエールズ
(二)   高木
(三)   清水
(右)   レイノルズ
(左)   シーツ
(中)   畠山
(一)   長内
(遊)   進藤
(捕)   秋元
(投)   有働
打     屋敷
投     盛田

阪神タイガース
(二)   和田
(遊)   久慈
(右)   亀山
(左)一  パチョレック
(中)   八木
(一)   岡田
左     中野 
(三)   新庄
(捕)   山田
(投)   仲田

阪神は2回、新庄が有働の初球のカーブを積極的に打ってプロ入り初本塁打。これが決勝点となった。有働は7回まで3安打に抑える好投だったが、ちょっと無警戒すぎた。大洋は7・8回の得点機に犠飛も打てず、仲田に完投で6勝目を許した。

阪神にまた、生きのいい若手が出てきた。オマリーが負傷したため、代役で3塁を任された新庄。いきなり、今年の初打席で本塁打を放った。
共感を呼ぶのは『とにかく初球から打っていこう』という若者らしい気持ちだった。2回の先頭打者。有働の投球は高めの甘いカーブ。
だが、新庄は決してカーブを待っていたのではなかったそうだ。今シーズン、一軍初のスイングを『ただ強く振る』と、考えていただけだったという。果敢さが好結果を生むいい例だ。遠くへ飛ばす素質が評価されていただけのことはある。
西日本短大付高からプロ入りして3年目の20歳。これまでの1軍成績は17打数2安打。今年はウエスタンリーグで6本塁打など、順調に成長していた。
22歳の亀山、山田に23歳の久慈。それに加わろうとする20歳。積極的な気持ちを持ち続ければ期待は広がる。

もう歩かせないぞ
昨季までは【制球難】で有名だった阪神の仲田が、自己2度目の無四球完投でハーラートップタイの6勝目をあげた。『ストライクばっかり投げずに、ボールを使ってゴロを打たそうと考えた』。今年は逆転の発想が無四球投球につながっている。

朝日新聞縮刷版から抜粋しました

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18年間も続いた長い長い暗黒時代、たった一瞬だけタイガースファンが夢を見たのがこの92年。亀山のヘッドスライディングで勢いづき、最後はスワローズに屈したものの優勝戦線に喰らいつきAクラスを確保しました。これでチームが変わってくれたら、暗黒時代後期はなかったんですけどね。この3年後に震災があって野球どころではない状況に陥るような不運はあったのですが。

掛布さんがレギュラーを獲ったのは、藤田平さんがオープン戦を欠場した時に代役で呼ばれて活躍したのがキッカケというのは有名ですが、新庄もオマリーの代役を見事に務め、そのままレギュラーを奪ってしまいました。
ホームランを打って3塁ベースを回る新庄の写真が出ています。ヒョロっとして初々しいですね。出迎えるサードベースコーチ(故・島野育夫さん)は背中しか写っていませんが、とても嬉しそうに見えます。

レギュラーの高齢化が進むタイガースでレギュラー二人の欠場。
このチャンスを生かさなくてどないすんねん>タイガースの若手選手rock

と、記事を書いていたら、江草得意の【追いつかれても自責点ゼロ】で一度同点に追いつかれた状況で、桜井がバックスクリーンに飛び込むホームランを打ちました。

真弓監督、もう右も左も関係なく桜井を使いましょう
ここでレギュラーを育てんかったら、次の機会なんていつくるかわからないですよscissors
桜井、絶対にレギュラーになれよrock

また、アッと驚くマイクが無四球完投をやってのけています。本文中にもあるように、【制球難】が代名詞だったのが、この年だけは別人でした。

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Comments

川崎も鹿児島ですしねscissors

その一方で、ここで上がってこれない(一軍から呼ばれない)秀太は…と考えたりrain

こんなこと言っちゃなんですが、タイガースの若い選手って、こういうチャンスに当たり障りの無いプレーしてアピールできずに、そのまま消えていくケースが多い気がします

ありきたりな言葉ですが、思いっきりのいいプレーを期待したいですね

Posted by: シルク@仕事せな | August 04, 2009 at 02:03 PM

伸びる選手は、ワンチャンスを物にしますわ。
チャンスが回ってくるという【運】も実力のうち、
運を生かすのも【実力】次第でしょうな。

掛布さんや新庄もそうでしたが、
亀山もそうでしたもんね。
92年の神宮での開幕シリーズ、
代走で出てホームでクロスプレーでアウト。
ただ、そのまま守備に入り、次の打席でタイムリー。

今回、赤星と関本が欠場。
さあ、大和、チャンスを物に出来るか!?
母校・樟南高校は甲子園に出てくるぞ!!

Posted by: スチャラカ部長 | August 04, 2009 at 07:26 AM

>おりがみ姐さん
ただでさえ打てず(打率12球団中10位)守れず(失策数12球団中11位)走れず(盗塁数12球団中8位)やというのに…

小久保が椎木に押しつぶされた時と、状況が似てます。もっとも、小久保の場合は即座に『アカン…』って思いましたが
(その小久保欠場で抜擢されてチャンスを掴んだのがムネリン…こんなこと思い出すと、ますます桜井や大和はチャンスを生かさなアカンという思いが強くなりますね)

見てきました、りさ・ふぇるなんですさんのブログ
昨日、確かに『甲子園初のお立ち台』って言うてたけど、アナウンサーの勘違いなんですかね?
桜井も緊張してたんやなくて、『オレ、2度目やねんけどなー…』と思いながらしゃべってたんでしょうね

Posted by: シルク@仕事せな | August 03, 2009 at 05:37 PM

桜井って楽天戦でヒーインしたはずだそうです。(りさ・ふぇるなんですさんちで話題に)

とにかく野手が手薄。あー、赤★くーん!!

Posted by: おりがみ | August 03, 2009 at 03:23 PM

>カキステゴメン79さん

この記事を読んでいて、すごく若さと躍動感を感じるんですよ
何で、翌年から10年も後期暗黒時代をおくらないとアカンのか不思議で仕方なくて

職場なので記憶モードですが、新庄の次の高卒選手規定打席到達というと、濱中・関本まで間が空くはず
常に下からの突き上げでチームが活性化するような状態は必要ですね

林と桜井がどちらも好調で監督がポジションに頭を悩ませ、自然と『金本、固定レギュラー剥奪か引退か二者択一』ってな状況にでもなればエエんですけどね

林も30歳なんですよね、驚いた

Posted by: シルク@昼休み | August 03, 2009 at 12:55 PM

いい記事ですね
遠い記憶が甦ってきます

後半戦5勝1敗
最高のスタートを切りました
桜井選手もそうですが
林選手も使って下さい

Posted by: カキステゴメン79 | August 03, 2009 at 07:46 AM

>おりがみ姐さん
桜井は今年初めての甲子園のお立ち台だそうです
緊張しているのが見え見えでしたねhappy01
矢野や桧山のように、甲子園の大観衆をBGMにしてしまうまでには、まだまだ修行が慣れが必要ですな
もっともっと活躍して、お立ち台常連になってもらいましょうrock

赤星はチョッとヤバい予感がします
少しでも早い復帰を祈るのみですな

しかし
オリックスのサヨナラホームランの記事を書いたら濱中がサヨナラホームラン
とにかく強く振る事を考えていたタイガースの若い選手の記事を書いたら桜井がホームラン

毎日記事を書いていたらタイガースは優勝できるかな?
(あれへんって>自分)

Posted by: シルク | August 02, 2009 at 09:35 PM

桜井がひーいんでしたね。ちょっと優等生杉?

それにしても赤★君が心配です。

今年は帰省はしないのですが、無性に関西へいきたいっす。

Posted by: おりがみ | August 02, 2009 at 09:23 PM

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