えっ、ホンマに33年ぶり?
私が生まれて初めて意識した高校野球は69年の51回選手権大会です(小学校2年生)。松山商業vs三沢の白熱した決勝戦は延長18回引き分け再試合(今は15回で再試合でしたっけ?)。翌日の再試合で松山商業が三沢を4-2で降して優勝するのですが、決勝戦のマウンドを一人で守った三沢の太田幸司投手の人気がヒートして、プロ入り(近鉄バファローズ)後も続いていた…って、リアルタイムで覚えているのは40代後半以上の方だけでしょうね。
その次に印象に残る出来事は、73年の江川さんの活躍。ファンは『江川はいくつ三振取るやろ』と期待し、高校野球の指導者は『どうやったら江川を倒せるか』と日々考えていました。
私のブログでも、【打倒・怪物江川(1)】【打倒・怪物江川(2)】として取り上げていますので、時間があればご覧になって下さい。
この年、初めて高校野球をナマ観戦しました。選手権の決勝、広島商業-静岡の試合です。これを機に、野球オタク一直線。当時はヒマですから、新聞や本を読む時間はナンボでもあります。昨日の事よりよく覚えてる位ですわ
そして出てきたのが【原貢監督・原辰徳選手(現・ジャイアンツ監督)】の東海大相模。
三池工業・東海大相模の監督として、すでに2度の優勝経験のある原貢監督と、その息子のチームということで注目度も高かったです。打力は優秀でしたが、バッテリーがもう一つで優勝には届かなかった(最高は準優勝=スワローズに入団した杉村選手の高知高校に敗れる)のですが、3年間日本中の高校野球ファンに名前を印象付けたと思います。
その後も、選抜には何度か出ていて、優勝・準優勝各1回しているので、選手権が33年ぶりというのは意外です。
神奈川県は出場校数も多くて試合をするだけでものも大変なのに、横浜・桐蔭学園など全国レベルの強豪も多く、トーナメントを勝って甲子園というのは至難の業だと思います。
自分の後の年代は横浜高校が強かったですからね。
(東海大相模からプロに進んだ選手は原さんと津末さんしか思いつかないですが、横浜高校からプロに進んだ選手は中田良弘さん、愛甲・鈴木尚・松坂・涌井・成瀬・阿部真etc、ゴロゴロ出てきます)
そんなわけで、33年ぶりが信じられない東海大相模ですが、甲子園でも頑張ってもらいたいですね。
もし一二三投手が大活躍して東海大相模が上まで勝ち進んだら、ジャイアンツの原監督は菅野(東海大)と一二三のどっちを選ぶんだ? と思ったけど、菅野ってまだ3年生なんですね。
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Comments
>0223.さん
脱落が少ないどころか、高卒3年以内でローテーション入りする投手がゴロゴロ出てくるでしょ。
高卒投手がパッとしないタイガース、コーチを横浜高校へ研修に行かせたいです
Posted by: シルク@仕事せな | July 31, 2010 10:55 PM
現役組ではD森野がOBですな>東海大相模
横浜高校って練習でとにかく「走らせる」そうで、そのあたりがプロに進んだ後に財産として利いてくるのでは?という記事を最近読みました。高卒でプロに進むと1年目のキャンプで練習に付いていけない選手も多い中、同校出身者は脱落が少ないそうで。今年で言えばYB筒香もメニューをちゃんとこなしていたそうです。
Posted by: 0223. | July 31, 2010 07:22 PM