オッサン、甲子園歴史館へ行く

蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか？

昨日（８月14日）、むさ苦しいいオッサン４人で、選手権大会開催中の甲子園球場へ行ってきました。
西宮在住の友人と甲子園駅前で待ち合わせ。
お盆と言う事もあって、有料入場はすでに不可であることを伝えるアナウンスが響いています。友人の話では、『家を出る時にテレビ見たら、外野はまだ余裕ありますわ』との事で、レフト外野席へ。
それでも、下段はビッシリで、上段のわずかな空席へ。

甲子園特有の浜風がかなり強く吹いていて、上段はまだマシでしたが、やはり暑い。この暑さにお茶は不釣り合い

飲まなしゃーないね
売り子の女の子も汗びっしょりで階段を上り下りしていました。

で、本日甲子園に来た目的はと言いますと

甲子園歴史館

高校野球と阪神タイガースの資料館です。
映像と写真など、貴重な資料がタップリ。

今日（８月１５日）は、たまたま終戦記念日です。戦争に負けた日本は多くの都市が焼け野原になり、人々は生きていくことに必死でした。そんな中で昭和２１年に再開された、戦後初めての高校野球で優勝した浪華商業（現在の大体大浪商）の優勝を称える記事です。
ホームベースを死守した広瀬捕手はその後母校の指導者となり、牛島・香川・山本・山脇らでセンバツ準Ｖ・選手権ベスト４の成績を残しています。

１９７０年代、日本中の子供たちが憧れた江夏－田淵のバッテリー

私が高校２年生の時の出来事ですが、何だか古臭いイメージがありますね　背景中央の阪急百貨店は現在建て替え工事中、左手の大阪駅はまったく違った建物になっています。
田淵さんと古沢さんを新生ライオンズへ放出して、やってきたのは竹之内さん、竹田さん、真弓さん、若菜さん。
真弓さんは８５年Ｖ時のトップバッターで、現在の監督。
若菜さんはトラブルメーカ的な部分が誇張されて在籍は短かったのですが、その後指導者として城島を育てたのはご存知の通り。当時のホークスは若菜さんに尾花さんと、いい指導者がいましたね。
竹之内さんは死球を恐れぬファイターで、おとなしいチームに喝を入れてくれました。

小林繁さんとマイク・ラインバック。お二人とも、今は天国で野球を楽しんでおられるでしょう。

新聞の１面で見るタイガーストラブル史…しかし、スポニチの１面スゴイですな

つい最近の、こんな写真もあります。
でも、これが見納めかもしれないですね
移籍してきた３人ですが、チームには欠かせない３人。特に、どうしようもなく弱い頃からチームを支えてくれた矢野には感謝しています。

ここにいたのは１時間少々、後の予定もあったので切り上げましたが、全然時間足りません。もう一度、一人でゆっくりと見てみたいです。
食い入るように見つめていた私らと同年代～年上の方が多かったのが印象的でした。
遠方の方も、京阪神へ来る機会がありましたら、是非時間を作ってお立ち寄り下さい。

プロ野球１２球団全チームがこんな歴史館を作ってくれたら、必ず行きますよ。
その時は、買い取る前のチームの歴史、吸収したチームの歴史も紹介してもらいたいですね。