一人分にも及ばない

ペナントレースも後半戦

パリーグはホークスにマジックが出ましたね。ホークスはそこから先が問題なのですが、それはまた別の機会に。セリーグはスワローズに再度エンジンがかかって快進撃開始。おそらく、抜け出せると思います。

わがタイガースはここにきて（チャンスに打てない４番打者に連鎖して）覇気が無くなってきたように感じます。おそらく、４位でシーズン終了でしょう。オーナーが『来シーズンも真弓監督』と言ったあたりから打線が急に淡白になったのが気がかりです。

で、ここから本題

よく『チーム全員で束になっても○○一人分にも及ばない』などという表現をします。攻撃・守備の一つの指標において、チーム全員の数字を積み重ねても優秀な一人の選手の数字に届かないケースです。

よくあるのは【盗塁】。９月１７日現在の１２球団個人盗塁数ベスト３は本多（ホークス）：４８、聖澤（イーグルス）：４５、岡田（マリーンズ）：２８　です。

パリーグではバファローズが４２盗塁で、本多一人に及びません。セリーグはもっと悲惨で、ベイスターズ（１６）、ドラゴンズ＆スワローズ（３６）、タイガース（４５）と、４球団が本多一人に届きません。
（ジャイアンツが９０盗塁でセリーグのチーム別最多盗塁なのは意外）

ただ、盗塁は毎年の事なのでさほど驚かないのですが…

１２球団個人本塁打数トップ３
中村“おかわり”剛也＝４０（ライオンズ）、バレンティン（スワローズ）＝２７、松田（ホークス）＝２２

１２球団チーム本塁打数ワースト３
マリーンズ＝３８、カープ＝４３、イーグルス＝４７

ちなみに２０１０年の両リーグ最多本塁打はラミレスで４９．チームワースト本塁打はファイターズで９１。

なので、今年のマリーンズはちょっと異常です。おかわり君の統一球対応力が高いのか、マリーンズの対応力が低いのか、他に問題があるのか？

投手部門では【完投】

１２球団個人トップ３は田中将（イーグルス）＝１１、ダルビッシュ＝９、杉内＝７。チームワースト３はベースターズ＝２、カープ＝５、ジャイアンツ＆タイガース＝９。

ＤＨ制度の有無云々は抜きにしても、２完投のベイスターズは異常。３完投以上している投手は１２球団で１９人います。

ちなみにセリーグはチーム別完投投手数とチーム順位はイコールですね。