JR沿線~阪和線【山中渓】【紀伊中ノ島】
大阪の天王寺と和歌山を結ぶJR阪和線は、1930年に南海電鉄の手によって全線開通した路線を、戦時中の1944年に国有化した路線です。
大阪と和歌山を結ぶJRの幹線として乗客を運び、また関西空港・紀勢本線へは京都・米原からの直通列車も走っています。
その阪和線に無人駅が存在している事を知ったのは、昨年の事。ゴールデンウィークの合間に訪ねてみました。
その阪和線ですが、この3月のダイヤ改正で大幅な変更がありました。
1.昼間の普通列車は天王寺~鳳のみ
2.ラッシュ時のみ運行されていた区間快速を昼間に天王寺~日根野間で運行し、鳳から先の普通車としての役割を持たせる
3.昼間の快速は全て熊取から先は各駅に停車する
というワケなのですが、快速の天王寺~和歌山の所要時間が大幅に伸びてしまいます。昼間に全線乗車する利用者は少数派という理論からなのでしょうか?
(写真は日根野駅)
日根野から快速(各駅停車)に揺られてあっと言う間に山中渓に到着。

紀泉国境に位置する山中渓駅は文字通り山の中。新緑がまぶしいです。桜の季節は駅全体を桜の花が覆います。

かつては駅周辺に数軒の温泉旅館がありました(何となく覚えています)が、今は全て廃業しています。駅は平成19年から無人駅となりました(大阪府下唯一のJR無人駅)。
山中渓を出発した電車は雄ノ山トンネルを抜けて和歌山県内へ。少し走ると、左手に紀ノ川沿いの景色が飛び込んできます。この日は黄砂の影響で白っぽい景色でしたが…
ぐんぐん高度が下がって紀伊・六十谷と停車し、紀ノ川を渡ると、紀伊中ノ島駅に到着します。

ホームは高架上にあります。人の気配もほとんどない、【寂れた】というイメージの駅です。

階段を下ると、もう一つホームがあります。
しかし、現在は使われていません。
(上の線路が阪和線、左手の階段が阪和線のホームにつながっています)

少し引いた位置から撮影。上を阪和線の電車が通っているのがわかります。
これは、国鉄時代の和歌山線のホームの遺構です。
かつての和歌山線は南海本線の和歌山市駅を起点とし、岩出・粉河・橋本方面へ延びており、紀伊中ノ島駅は乗り換え駅でした。その後旧国鉄の東和歌山駅(現在の和歌山駅)へ直通する線路を敷き、直通列車が増える事によって、田井ノ瀬~紀伊中ノ島~和歌山市間は盲腸線のような形になり、1974年をもって橋本方面から和歌山市への直通列車も廃止。紀伊中ノ島駅も乗り換え駅としての機能がなくなりました。
(ウィキペディア参照)

あまり見かけない形の駅舎ですが、現在はまったく機能していないに等しい状態です。
1日の乗降客300名前後では、無人駅となるのも仕方ないのでしょうか。バックスクリーン3連発の年、1985年から無人駅となっているようです。





























































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